漢検1級に出るかもしれない熟語辞典−さ行
最終更新日2015年1月17日
さ | し | す | せ | そ |
さ | |||
崔嵬 | さいかい | 岩石がごつごつした険しい山 山や建物が高くそびえるさま(検) |
自然 |
猜忌 | さいき | 人の才能などをねたみ、きらうこと。また、 その気持ち(検) |
性格 |
罪咎 | ざいきゅう | とがめ(大) | 法・道理 |
菜羹 | さいこう | 野菜の汁(新) | 衣食住 |
妻孥 | さいど | 妻と子ども。家族(検) | 家族 |
儕輩 | さいはい | →「せいはい」に解説があります。 | 人間関係 |
犀利 | さいり | 武器などが堅く鋭いこと 文章の勢いや頭の働きが鋭いこと(検) |
学問 |
嘖嘖 | さくさく | 人々が口々に言いはやすさま しきりに言うさま(検) |
人間 |
左袒 | さたん | 人の意見に賛成して味方をすること。「袒」は 衣の袖を脱いで肩を現すこと(検) |
人間関係 |
蹉躓 | さち | つまずくこと。また失敗すること。蹉跌(新大字典) | 行動 |
颯颯 | さっさつ | さっと風の吹き起こるさま。また、その風の音(検) | 自然 |
鎖鑰 | さやく | 戸じまり。外敵の侵入を防ぐ要所・要害(検) | 法・道理 |
巉厳 | ざんがん | 山や岩石が険しく高いさま。またその岩石(新) | 自然 |
潸潸 | さんさん | 涙がはらはらと流れるさま。 雨がぱらぱらと降るさま(検) |
状態 |
爨室 | さんしつ | くりや、台所、料理室(大漢語林) | 衣食住 |
山墅 | さんしょ | 山中の別荘。山荘(林) | 衣食住 |
簒奪 | さんだつ | 君主をほろぼして地位や権力を 手に入れること(検) |
戦争・戦い |
讒誣 | ざんぶ | ありもしないことを言って非難すること(検) | 行動 |
讒誣 | ざんぷ | →「ざんぶ」に意味が載っています。 | 行動 |
し | |||
緇衣 | しい | 黒色の衣服。黒染めの僧衣。また僧侶(検) | 衣食住 |
鷙悍 | しかん | 強くあらあらしい(新) | 人格 |
伺候 (祗候) |
しこう | 高貴な人のそば近くに仕えること。目上の人のもとへ ご機嫌うかがいにいくこと(検) |
人間関係 |
諡号 | しごう | おくりな。生前の偉業をたたえ、死後につける称号(検) | 宗教 |
孜孜 | しし | 熱心にはげむさま。あきずに努めるさま(検) | 状態 |
蚩々 | しし | 手厚いさま。愚かなさま。無知なさま。 乱れるさま(新) |
状態 |
孳孳 | しし | 物事に熱心に励むさま(検) | 副詞 |
![]() |
ししゅ | わずか、きわめて小さいこと。 細かいこと。少量(新) |
状態 |
諮詢 | しじゅん | 相談すること、問うこと 他の機関の意見を求め、参考にすること(検) |
行動 |
紫檀 | したん | マメ科の常緑高木。材は暗紫紅色で堅く木目が 美しいため家具などに用いる(検) |
自然 |
桎梏 | しっこく | 足かせと手かせ。自由をさまたげるもの(検) | その他 |
執拗 | しつよう | 意地を張り、自分の考えをあくまで通そうと するさま。 しつこいさま(検) |
状態 |
仕途 (仕塗) |
しと | 役人になる道。また、官界(新) | 法・道理 |
鴟尾 | しび | 宮殿や仏殿などの棟の両端にとりつける 飾り(検) |
宗教 |
錫杖 | しゃくじょう | 僧・修験者の持つ杖。すずで作られた頭部の輪に 数個の小さな輪が付いている(検) |
宗教 |
斫断 | しゃくだん | たち切る、切断(林) | 動作 |
奢侈 | しゃし | 身分不相応なぜいたく。 度を超えて金をつかうこと。(検) |
行動 |
社稷 | しゃしょく | 昔中国で建国のときに守り神として天子が まつった土地の神と五穀の神。国家(検) |
宗教 |
赭髯 | しゃぜん | 赤土色のほおひげ | 人体 |
洒脱 | しゃだつ | さっぱりして俗気がないこと(検) | 性格 |
岫雲 | しゅううん | 山のほら穴からわきおこる雲(大) | 自然 |
遒勁 | しゅうけい | 絵画や文章を書くときの筆の運びが 力強いこと(検) |
芸術 |
螽斯 | しゅうし | イナゴまたはキリギリスの漢名。 子孫が繁栄すること(検) |
自然 |
皺襞 | しゅうへき | しわとひだ。衣服のしわ。山肌などに刻まれた ひだなど(検) |
その他 |
蹂躪 | じゅうりん | 権力や腕力で相手の権利などをふみにじること(検) | 法・道理 |
手翰 | しゅかん | 手紙。書状(検) | その他 |
宿痾 | しゅくあ | 以前からわずらって治らない病気(検) | 人体 |
倏忽 | しゅくこつ | たちまち、すみやかに、にわかに 転じてきわめて短い間(新) |
副詞 |
しゅこう | 香をたく(新字鑑、国書刊行会) | 芸術 | |
戍卒 | じゅそつ | 国境を警固する兵士 城砦を守備する兵卒(検) |
戦争・戦い |
倏忽 | しゅっこつ | →「しゅくこつ」に解説があります | 副詞 |
出廬 | しゅつろ | 引退していた人が再び世に出て 活躍すること(検) |
人間関係 |
酒醴 | しゅれい | 普通の酒とあま酒(大) | 衣食住 |
鶉衣 | じゅんい | つぎはぎした破れごろも みすぼらしい着物(検) |
衣食住 |
逡巡 | しゅんじゅん | 決断をためらって、ぐずぐずすること。 しりごみすること(検) |
性格 |
焼燬 | しょうき | 焼き尽くすこと(検) | 行動 |
猖獗 | しょうけつ | 悪いものが激しい勢いではびこるさま 猛威をふるうこと。荒れて失敗すること(検) |
状態 |
商賈 | しょうこ | 商人の総称。あきんど(検) | 衣食住 |
霄壌 | しょうじょう | 天と地。また、天と地のように非常に 隔たりのあること(検) |
反対語 |
嫋嫋 | じょうじょう | しなやかなさま。風がそよそよと吹くようす。 音声が細く長く続くさま(検) |
状態 |
慴伏 | しょうふく | おそれしたがうこと。 おそれひれ伏すること(検) |
人間関係 |
障屏画 | しょうへいが | 襖、ついたて、屏風など間仕切り用の 建具や室内の壁に描かれた絵(検) |
芸術 |
招聘 | しょうへい | 礼をつくして、丁重にまねくこと(検) | 人間関係 |
燮理 | しょうり | やわらげおさめること。調和させ整えること 宰相が国を治めること(検) |
法・道理 |
蕭寥 | しょうりょう | もの静かで寒々しい様子(検) | 状態 |
庶幾 | しょき | こい願う。望み願う。希望する。賢人をいう。 望むところはなにとぞ。どうぞ(新) |
行動 |
溽暑 | じょくしょ | むし暑いこと。陰暦六月の異名(検) | 自然 |
喞々 | しょくしょく | 機を織る小さい音。虫、小鳥、ネズミなどが 小さく鳴くさま・嘆息の声(検) |
状態 |
褥瘡 (蓐瘡) |
じょくそう | 病気などで衰弱した体で長く寝ているとき 床にあたる身体の部分が赤くただれて 傷つくこと。床ずれ(検) |
人体 |
書肆 | しょし | 書店、本屋(検) | 衣食住 |
砥礪 | しれい | 砥石。とぎ研くこと。学問・修養につとめること | 学問 |
熾烈 | しれつ | 火勢が強いように勢いが強くさかんなこと。 また、そのさま(検) |
状態 |
震撼 | しんかん | 震え動くこと。また ショックを与えること(検) |
行動 |
震駭 | しんがい | おどろき、ふるえあがること(検) | 行動 |
蜃気楼 | しんきろう | 海上や砂漠で地表と空気の温度差から 光が異常に屈折し、実際にはない 遠方の風景などがあるように見える現象。 空中楼閣(検) |
自然 |
塵垢 | じんく | ちりとあか。世俗のわずらわしさ(検) | 世俗 |
箴言 | しんげん | いましめの言葉。教訓となる格言(検) | その他 |
塵垢 | じんこう | 「じんく」に解説があります | 世俗 |
斟酌 | しんしゃく | 事情をくみ取ってほどよく処理すること(検) 遠慮すること |
人間 |
賑恤 | しんじゅつ | 貧しい者や、災害があった者に お布施をすること(検) |
宗教 |
縉紳 | しんしん | 官位・身分の高い人。転じて紳士(検) | 人間関係 |
荏苒 | じんぜん | 歳月がいたずらに過ぎていくさま。 物事がはかどらず延び延びになるさま(検) |
状態 |
親昵 | しんでい | したしくしてなじむ。また、したしく仲のよい人(??) | 人間関係 |
信憑 | しんぴょう | 信頼してよりどころとすること(検) | その他 |
蕁麻疹 | じんましん | 皮膚がかゆくなり一時的に赤くはれ上がる 急性の皮膚病。アレルギーが原因で 起こる(検) |
人体 |
す | |||
推覈 | すいかく | 推し究めて、とりしらべること(広) | 学問 |
推挽 (推輓) |
すいばん | 人を適任者として、ある地位につけるよう 言葉を添えてすすめること(検) |
人間関係 |
翠微 | すいび | 山のほのかな青緑色のもや。 高山の八合目あたり(検) |
自然 |
せ | |||
擠陥 | せいかん | 突きおとす。人を罪におとしいれる(新) | 法・道理 |
噬臍 | ぜいせい | あとで後悔すること。臍をかむこと(検) | 行動 |
凄絶 | せいぜつ | この上ないほどすさまじいさま(検) | 状態 |
掣肘 | せいちゅう | そばから干渉して自由な活動を妨げること(検) | 行動 |
儕輩 | せいはい | 同じ仲間。ともがら。同類(検) | 人間関係 |
躋攀 | せいはん | よじのぼる(新) | 行動 |
静謐 | せいひつ | 静かで落ち着いていること。世の中が平和で 治まっていること(検) |
状態 |
贅肬 | ぜいゆう | こぶといぼ。無用な肉、贅肉。 余分なもの。無駄なもの(検) |
人体 |
贅沢 | ぜいたく | 必要を超えて費用をかけたりものを使ったりすること。 身の程や立場を超えておごっていること(検) |
行動 |
隻影 | せきえい | ただ一つの影。ほんの一つの姿(検) | その他 |
尺牘 | せきとく | 文書、手紙、書状(検) | その他 |
截然 | せつぜん | 区別がはっきりしているさま。 切り立っているさま(検) |
状態 |
贍給 | せんきゅう | 不足をおぎない、めぐみ与えること(検) | 行動 |
瞻仰 | せんぎょう | 目を上げて見ること。見上げること また、その目つき(検) |
行動 |
嬋妍 | せんけん | あでやかで美しいこと なよなよとして美しい様(検) |
性格・人格 |
煎熬 | せんごう | 食物を汁のなくなるまで煮詰めること。塩田で得た 塩水を煮詰め、食塩を析出すること(広) |
衣食住 |
前栽 | ぜんさい | 木や草花を植えた庭。また庭先の植え込み。 「前栽物」の略。青物。野菜(検) |
衣食住 |
孱弱 | せんじゃく | 小さくか弱いこと ひよわなこと。(検) |
人体 |
先蹤 | せんしょう | 先人の行った事業の後(検) | 人間関係 |
僭称 | せんしょう | 身分を超えた称号を名乗ること また、その称号(検) |
人間関係 |
蝉蛻 | せんぜい | セミの抜け殻。うつせみ 俗世間を超越すること。解脱(検) |
自然 |
濺濺 | せんせん | 水のはやく流れるさま。水のたぎり流れる音の形容(新) | 自然 |
吮疽 | せんそ | 悪性の腫物を吸い出す(検) | 人体 |
蠕動 | ぜんどう | うごめくこと、虫が動くこと。筋肉が収縮して できる波が徐々に動いていく運動(検) |
自然 |
羶肉 | せんにく | 生臭い肉また羊の肉(広) | 衣食住 |
戦慄 | せんりつ | 恐れでふるえること。ふるえおののくこと(検) | 行動 |
鐫録 | せんろく | 深く心に刻み付けて記憶すること(検) | 動作 |
そ | |||
竃煙 | そうえん | かまどの煙(林) | 衣食住 |
筝曲 | そうきょく | 琴を演奏する楽曲(検) | 芸術 |
操觚 | そうこ | 詩文を作ること。文筆を仕事とすること(検) | 学問 |
層霄 | そうしょう | 大空、天空(大漢語林) | 自然 |
贓品 | ぞうひん | 賄賂など不正な手段で手に入れた品物(検) | 法・道理 |
怱忙 | そうぼう | いそがしいこと(検) | 状態 |
蒼氓 | そうぼう | 人民、庶民(検) | 人間関係 |
草莽 | そうもう | 草むら、やぶ。民家、在野(検) | 自然 |
蹌踉 | そうろう | よろめくさま。足元がふらつくさま(検) | 行動 |
仄日 | そくじつ | 夕日。夕方の傾いた太陽(検) | 自然 |
齟齬 | そご | 物事がくいちがうこと。行き違い(検) | その他 |
![]() |
そほん | あらくておおまかなこと。また、そのさま(検) | 状態 |
忖度 | そんたく | 他人の心をおしはかること(検) | 人間関係 |
数学とクイズでくつろいで< 漢検1級の部屋< 漢検1級に出るかもしれない熟語辞典< さ行