数学とクイズでくつろいで韓国ビックリショー韓国ビックリショー その3

韓国ビックリショー その3

最終更新日2006年10月14日
2006年11月12日に新しいアドレスに移動

「韓国ビックリショー」のページにようこそ。ごゆっくりお過ごしください。

以前2004年の9月から約10ヶ月間、研究のため韓国の浦項(ポハン)工科大学というところにいました。
そして2006年7月から約1ヶ月間同じ大学に滞在しています。 韓国といっても浦項と釜山を主に見てきました。そんな滞在中に見つけた ちょっと面白いものを紹介したいと思います。

目標…連載20回

韓国に行かれる際の参考になれば…ならないかな。また、韓国の方、韓国に詳しい方、違う点がありましたら tfujisaki2006@yahoo.co.jp にご連絡ください。

ここでは

「自転車に乗って、慶州を行く〜前編」「自転車に乗って、慶州を行く〜後編」「自転車に乗って、慶州を行く〜番外編」

の3編を載せています。


自転車に乗って、慶州を行く〜前編

上のタイトルは高田渡の「自転車に乗って」のメロディで歌ってください…という無駄な前置きを加えて…

 約1ヶ月の滞在中、土日を使い浦項の周辺にある都市に行ってきました。その第1弾として今回は慶州をご紹介します。慶州に行った事がある人もいると思いますが「仏国寺」を始め世界遺産に指定されている多くの施設があります。また、毎年4月には「慶州さくらマラソン」が行われることでも有名だと思います。今回はただただ慶州を見て回るのも面白くないので、自転車をレンタルして漕ぎまくりたいと思います。

写真の自転車はバスターミナルの近くにあったレンタル自転車から借りたものです。ほぼ一日乗り放題で5000ウォンでした。まず最初に行ったところは「路東路西古墳群」というところで有名な(?)「大陵苑」の北側にあります。図のように円墳がたくさん並んでいます。中にはフィンランドの皇太子が発掘を行った古墳もあるそうです。皇太子も種々様々ですね。

 次に慶州駅の近くを通過して走ること10分程度。「芬皇寺」という所に着きました。ここはツアーなどには入っているとは思いますが、少し穴場的なところです。入り口を入って目の前にそびえるのは三重の塔。これは元々は五重か七重の塔でそのうちの一部が残っているそうです。書かれていた日本語の解説には

「五重または七重の塔の一部と推測??る」

と「?」が書かれていました。本当に推測なのでしょう。

 この寺の南側を見ると一面のコスモス!!!しかしオレンジ色のコスモスですが、きれいです。写真中央に見えるハートのゲートは座って撮影できるポイント。さすがに私一人この中で写真に写るのはやめました。奥の二本の柱、これ芬皇寺以外でもあちらこちらにあるのですが、何なのかは不明。この場所はのんびりと過ごせますよ。お勧めです。

 そのあと、さらに東に進み「普門湖」という湖に到着。写真では小さくて見えにくいですが、奥にホテルがたくさん並んでいます。私事ですがここでふとあることに気が付きました。

私、生まれた初めて「湖」を見ました。

「川」とか「池」は見たことがありましたが、「湖」は初めてでした。

 さて、そんなちょっとした感動を覚えながら次に進み…たいのですが、話は長くなりそうなので今回はここまで、次回までお楽しみに。

今回はクイズはありません。


数学とクイズでくつろいで韓国ビックリショー韓国ビックリショー その3


自転車に乗って、慶州を行く〜後編

上のタイトルは高田渡の「自転車に乗って」のメロディで歌ってください…という無駄な前置きを再び加えて…

 前回までで「芬皇寺」「路東路西古墳群」「普門湖」と3つの観光名所に行きました。ちょっとお腹が減ったので、昼食を取ってさて次へ行こう…としたところ、止まっている車の間を歩き回るおじさんを発見!!これは信号で止まっている車の運転手にアイスやせんべいを売り歩いている人です。

実は私が見かけた物売りおじさんはこの人一人だけで、後は物売りおばさんばかりでした。写真を撮ったついでにアイスを買ったらよく冷えておいしかったです。何々??真夏の炎天下なのにどうしてアイスが冷えているか??それは会ってみたら分かりますよ。

 おじさんに別れを告げて、次に訪れたのは「慶州国立博物館」写真はメインの「考古館」の正面からの写真。さて中の様子は…としたいところですが、申し訳ないですが館内の写真は控えさせていただきます。その理由は2つ…

・館内はフラッシュ撮影禁止のため映りが悪かったこと
・展示品は日本の博物館と大して変わらなかったこと

 続いて写真左は考古館の隣にある「臨海殿館」の館内の写真です。こちらも映りが悪かったですがよく映っていたので載せました。「臨海殿」とは人工的に作られた複雑に入り組んだ池のほとりに建てられた別荘のような建物で、どの地点からも池を一望できないことで池を海に見立てています。右の写真が臨海殿の模型です。この模型は写真左では中央やや上の地点にあります…分かりませんね。

 ここは先ほどの考古館よりも人が少なくて面白いものが展示されていましたので疲れたときはここでゆっくり時間を取って見る、ということをお勧めします。

 最後に訪れたのは数多くの円墳が残されている「大陵苑」という場所です。 ここのメインは写真の「天馬塚」という古墳。この古墳で発見した衣装に天馬の絵が描かれていたことからその名が付けられました。残念ながら古墳の中は撮影禁止ということでお見せできません。

が、堂々とビデオ撮影している人がいたな…

先ほどの衣装のほかに様々なものが展示されています。また外は古墳だけでなく芝生や林も広がっているため夏に涼むためには格好の場所です。

 慶州の長い一日旅行は終りです。観光案内所へ行けば一日バスツアーなどがありますが、今回私が挑戦したように自転車であちらこちらに行くのも楽しいと思います。慶州で最も有名な世界遺産「仏国寺」は自転車で行くと1時間以上かかりますのでバスか車がいいでしょう。仏国寺以外にも行ってみたいところがありましたが、体力の限界でした。

 旅の話は終りですが、途中で様々なものを写真に収めてきましたので次回は「番外編」でそれらの写真を紹介していきます。


数学とクイズでくつろいで韓国ビックリショー韓国ビックリショー その3


自転車に乗って、慶州を行く〜番外編

上のタイトルは高田渡の「自転車に乗って」のメロディで…もういいですか…

 今回の慶州の旅では途中でいろいろなものを写真に収めてきました。今回は「番外編」として前回、前々回で紹介しきれなかった写真をご紹介してきます。

 まず前編でご紹介した「芬皇寺」で見つけたものです。

左の写真は鐘楼の後ろに置かれていたものを撮ってみました。

大きな口、ぎょろりとした目、派手な色…何に使われたのでしょうか??

右の写真。この仏像は実は石仏なのです。日本でも石仏がありますが、ここまでリアルに彫られた石仏は見たことがありません。他にも5,6体ほどこのような石仏がありました。

次は後編でご紹介した「慶州国立博物館」の外に展示されているものを撮ってみました。

博物館は「考古館」「臨海殿館」などの他にもいくつかの展示館がありますし、写真のように外に展示されているものも多数あります。おそらく全部見るだけでも一日は使うのではないでしょうか。もちろん食堂もありますよ。

 最後に、下の左の写真は「臨海殿」の入り口での売店の様子。

お菓子やハンカチもありますし、写真に写っているようなおもちゃの刀やミニチュアの傘も売られていました。しかし、写真中央に写っている棒の先に大きな手形が付いてあるおもちゃ

何なんだ??…みうらじゅんさんが集めていそうです

 右の写真は「大陵苑」の近くで馬車を写しました。観光客が台車に乗って馬がパカパカと引いて歩くのですが、

約200mほどを進んで…もう終り…

しかし、この日は夏真っ只中。馬もさすがに夏バテだったようです。

 韓国の歴史がよく分かる都市、慶州。歴史を感じるものがたくさんありますが、謎を生み出すものも数多くあるものですねえ。もう一度行ってみたいものです。


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