どこよりも遅い!情報関係基礎 第1問 解説
最終更新日2011年6月1日
第1問問1.
a.16進法でAとなる数は10進法で表すと10。よって16進法で9Aとなる数を10進法で表すと
9×16+10=154
b.2進法の1011000と110011を10進法で表すと
1011000 → 64+16+8=88 110011 → 32+16+2+1=51 |
c.1を3個、0を5個用いて2進法で表された8桁の数を大きい順に並べると
11100000 11010000 11001000 11000100 11000010 …… |
d.4種類の天気「晴れ」「曇り」「雨」「雪」をそれぞれビット列 00,01,10,11で表す。3時間ごとに天気をこれらのビット列で記録すると、1日で 24時間/3時間=8回 記録を行う。このため、1日の記録に使われるビット列のビット数は 2×8=16桁。
2進法の数を16進法で表すとき、1の位から4桁ずつの2進法の数を1桁の16進法の数で表して得られる。以上から1日分のビット列を16進法で表現するためには、16/4=4桁必要である。
e.1インチ=25.4mmであるため
101.6mm=4インチ、76.2mm=3インチ
解像度は400dpiであるため、1インチ当たりの画素数は400画素。以上から画像の画素数は 2.1600×1200画素問2.
a.[サ]に入るのは1.アルゴリズム
「アルゴリズム」とはあらかじめ定義された規則や命令の集まりで、それらを組み合わせることで問題を解決に使用される。
b.[シ]に入るのは3.プロトコル
「プロトコル」とはデータ通信を行う際に必要な取り決めのこと。通信規約とも言う。
c.[ス]に入るのは3.パケット交換
「パケット」とはメッセージを送る際の宛先にあたるヘッダーと本文にあたるテキストから構成されるもの。
メッセージの転送を行うコンピュータが一つの通信路のみを使わず、複数の通信路を扱うことができる方式。
d.[セ]に入るのは4.可逆(圧縮)
「圧縮」とは無駄な文字や重複項目をまとめる処理のことで、これによりコンピュータ内の記憶域を減らすことなどができる。
圧縮したデータは完全に復元することが不可能な場合もあるが、完全に復元できる圧縮を「可逆圧縮」と呼ぶ。
e.[ソ]に入るのは0.公開鍵(暗号)
データを暗号化する際の鍵と複合化する際の鍵が異なる暗号方式。
複合化の鍵を公開しなければ、暗号化の鍵を公開しても構わない。
問3.
画像処理に関する問題。平面上に黒または白のマス目で表されている画像について、2種類の画像の合成について以下の[操作1][操作2]を考える。
画像Aの一部の黒いマス目が白いマス目になった画像Bについて、画像Bのマス目を一つ左に移動した画像B1について上の2つの操作を行う。
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