「コマネチ大学数学科」に挑む・10月
最終更新日2007年10月27日
フジテレビで深夜に放送されている「コマネチ大学数学科」の問題に解く様子をご紹介します。数学をやってきたので簡単に解ける…と思ったものの…その奮闘振りをお楽しみに。なお、福岡での放送は一週間遅い模様です。そこら辺はご勘弁を。「コマ大」を見始めた… |
「コマ大秋の数学祭り(10/3)」 |
コマ大プレイバック…「オイラー」 |
「スイッチングゲーム(10/31)」 |
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「コマ大」を見始めた…
「これって、凹多角形でもいいのかな?」…何しろ初めて見て、しかもテレビ番組、そんな難しいのかな??という疑問を持ちながらテレビは着々と進んだ。コマ大チームは実際に角度を測りながら床に多角形を作っていき答えを導いた。
私もマス北野、東大生と同じように計算で解いてみた。2組は多角形の内角の和を使い計算をしていったが、私は相変わらずのひねくれ発想で外角の和を使い計算をしていく。 60+55+…+(60−5(n−1)
)=(−5n^2+125n)/2 (−5n^2+125n)/2=360
「答えは16角形。やはり凹多角形だ…こんなに数学的な解き方なのかな?」とやはり疑問を抱きながら正解を待つ。 正解…15角形
正解を出せなかったのは悔しかった。そして思う「深夜だと頭が回らない。ビデオに撮って見よう」以降、ビデオに撮り時間のあるときに見て解いていくものの未だ時間内に正解までたどり着けず。ん〜〜〜。もう一つ見て思ったのが「たけしさん、もう60歳だよな。一人でがんばるな…」
とにもかくにも私の奮闘振りをとりあえずはご覧ください。
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10月3日「コマ大秋の数学祭り」
頭の中で考える。「まずAで一回転させると円錐だよな…」しばらく考えて私が選んだものは5の球体。しかし、マス北野と現役東大生は2、コマ大チームは4を選択。「間違えたかな…」
正解…5番
これは多湖輝さんの「頭の体操」にあったはず。正方形と円形を十字に組み合わせるような形になる…
「ん〜〜〜相変わらず絵は下手だ。」テレビでは紙粘土を使って立体を作る。マス北野、東大生組が正解した。ここでのプレゼントは焼きそば。
「これで2連勝。今日は冴えてる〜〜〜」さあ、いよいよ最終問題。
東大生の木村さんが「受験対策の問題であった」と言っていたが私の印象は「公務員試験の問題で似たようなのがあったたなあ」
この問題は計算して解いていく。コマ大チームは一人が円の中心、もう一人が点Pとなりタイミングを合わせて移動して軌跡を求める、という方法。炎天下の中二時間かけて答えを導いた…「だからあんなに日に焼けているんだ」 一方私は
「ちょうど半回転のとき、Pは円の中心…」
以上から私が導いた答えは
要はAと円の中心を半径とする円である。マス北野も同じ答えだった。「詳しい解説も」…「…どうすれば良いのだろう」と悩んでいるうちに時間切れ。正解は…
不正解…しかし、コマ大チームと東大生チームは正解。最初の2問を正解しながらも最後の問題を間違える結果となった…マス北野以外はたこ焼きをえびせんで挟んだ「たこせん」を食べた。
考えればそうなんだよな… 考えればそうなんだよな…Part 2
いずれにせよ少し未練を残す結果となってしまった。それにしても…
チョコバナナっておいしいのかな?
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コマ大プレイバック…「オイラー」
数独とは9×9のマス目にすでに置かれている数字を元に空いているマスに数字を書き入れるパズル。
数字を入れる条件は
以上の話から分かると思いますが…
オイラーは数独と直接的な関係はありません。
さて話を元に戻します。コマ大の放送では数独大会の模様のあと、大会で出題された問題を出演者(戸部アナや中村先生も)やスタッフの方も一緒になり解いていきました。その問題が上の数独の説明で挙げたものです。私も解こうとしたのですが、一時停止をして問題を書き写そうとすると画像が乱れて数字がよく分かりませんでした。あとで改めて大きく書かれた問題が写ったのでゆっくり書き写し解いたところ約5分で解けました。私の感覚では決して難しくはありません。しかし、初めての人にとっては手間取ることと思います。もし興味を持たれたのであれば、書店で様々な本がありますので買って悩んで楽しんでください。
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「スイッチングゲーム(10/31)」
何はともあれ問題。
問題:最小の内角の角度が120度の多角形がある。その隣の角度は125度。その次は130度…と隣の角度は5度ずつ増えている。このような多角形は2つあり、一つは9角形である。もう一つは何角形か?
(図を描いたら分かりやすいと思いますが、そこまでできませんでした。ごめんなさい)
内角が120度のときの外角は60度。以降内角が5度ずつ増える、ということは外角は5度ずつ減るということ。辺の数をnとすると外角の和は
マス北野、東大生チームともに「16角形」と解答。
「じゃあ、正解だな」
一方コマ大チームは「15角形」と解答。
「あ、惜しいなあ」
では正解です。
第1問:下の直角三角形をAを軸に一回転して、さらにBを軸に一回転すると次のどの形になるでしょう。
第2問:下の三つの穴をすきまなく通り抜けることができる立体を作りなさい。
こんな感じ
第3問:直径ABの円とAの地点に点Pがある。直径(線分)ABが円に沿って等速で一回転する間に点PもAからBへ等速で移動する。このときの点Pの軌跡を書きなさい。
「1/4回転のとき、Pは円の左上にある…」
(例:下の黄色の列)
(例:下の緑の列)
(例:下の青の枠)
問題:左の図を使い先手・後手が交互にそれぞれ次のようなことを行う。
先手:点線のうち一箇所ずつ線で結ぶ。 なお、一度線で結んだ箇所を切ることも一度切った箇所を結ぶこともできない。このとき先手がAからBまで結ぶようにするためには最低何手必要でしょう。 |
先手・後手はお互いに最善の方法をとる。(例えば、あと一本で線が結ばれるならば後手は必ずその線を切る、など) |
私の苦悩は置いといて、まず始めに例として簡単の図を使ってタカさんと竹内先生がゲームをする。コマ大数学研究会の挑戦は「武蔵小山商店街」で解答を導いていた。なぜ「武蔵小山」か?それはゲーム、つまり対決といえば武蔵と小次郎だから…ん〜〜少々、いやかなり無理がある。商店街の人たちと上の方法で別の図でゲームをしていく。何だかほのぼのとした内容である。
では私の苦悩の始まりです。
ここまでは分かったがその後の手をどうすればよいかよく分からない。そんな時マス北野が最短手数を発見。試しに戸部アナとゲームをしてみる。しかし、戸部アナが最善手を打たないという珍プレーが… それを見て「そうか!!」まさにひらめいた。
私が考えた手の流れ 先手:CD間を結ぶ 後手:AC間を切る 先手:もう一つのAC間を結ぶ 後手:BD間を切る 先手:BF間を結ぶ 後手:DF間を切る 先手:DE間を結ぶ 後手:EF間を切る 先手:BE間を結ぶ → 先手の勝ち 手数は9手 |
番組を見て、約20分後…
あ、そうだ!
問題の図の一部をよく見ると…
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