問題： 　白と黒の２種類の立方体を図のように交互に並べて、縦、横、高さが３個分の大きい立方体を作ります（角は黒い立方体があるものとします） 　大きい立方体の辺上の３点Ａ，Ｂ，Ｃを通る平面でこの大きい立方体を切った時、その断面図に現れる白と黒の面積の比を求めなさい。 　（Ａ，Ｂは白と黒の立方体の境目、Ｃは立方体の辺の中点です）

問題： 　図のように立方体の面の９分の１の大きさの正方形に合わせて３方向から穴を開けます。 　このときＡ，Ｂ，Ｃの３点を通る面でこの立体を切った時の断面図を求めなさい。

　私が作った問題は「おそらく同じような問題があるから使われないかな」と心配していました。そうしたら、私が見ていなかった期間のコマ大で私が作った問題と似たような問題が出題されていました。それが「断面」の回のこの問題。

問題： 　９２６１個の立方体を組み合わせて一つの大きな立方体を作ります。 　この大きな立方体を断面が正６角形になるように切った時、小さな立方体は 何個切断されるでしょう。

　今回紹介した３問の答えを知りたい方は、まずはご自身で答えを出してみてください。答えを出すことができると正に「美しい数学」を感じ取ることができると思います。私の問題はこのコーナーに載っていますが、後の２問はこのコーナーに載っていません。正解を知りたい方はご自身でお探しください。

　まずは画面の一番左。ちょうど大神本舗がギャグをするとき後ろに映っている数式です。

　左から２番目。解説のときにマス北野の後ろに位置するボードに書かれているのは、コマ大でもおなじの「和算」の問題。

問題文の現代語訳： 図のように円の中に甲、乙、丙の３つの円と２つの斜（＝弦）がある。 甲の半径が五分二厘、乙の半径が一寸二分四厘、丙の半径が八分である。 このとき外の円の半径を求めなさい。

　そして最後、オープニングで司会・解説の３人が並ぶ後ろにある一番右の板。こちらも和算の問題です。

問題文の現代語訳： 　図のように大きい円、菱形が各１個、甲、乙、丙、丁の円が各２個連なって接している。 さらに、これらが一つの円に内接している。外側の円と大きい円の半径が分かっている、 このとき、甲、乙、丙、丁の各円の半径はどのように表されるのか？